初代宮内庁長官だった故田島道治の昭和天皇との「拝謁(はいえつ)記」には、昭和天皇が戦前の軍部の暴走を「下剋上」とたびたび批判する記述がある。一方終戦の決断が遅れたことには「無条件降伏は矢張りいや」だったと漏らしていた。

田島道治初代宮内庁長官が記した1949年12月19日の「拝謁記」。退位や譲位について記されている
昭和天皇、無条件降伏「いや」 軍部の暴走は「下剋上」 初代宮内庁長官の拝謁記
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