2017年12月に沖縄県宜野湾市の緑ヶ丘保育園に米軍ヘリの部品が落下した事故や、その後に園の保護者らでつくった「チーム緑ヶ丘1207」の活動が雑誌で相次いで紹介されている。米軍機の飛行停止を求めるメンバーは「顔と名前を出せる保護者は少ない。取材は毎回緊張して慣れないけれど、依頼がある限り自分たちがちゃんと受けなければと思う」と話す。

緑ヶ丘保育園での米軍ヘリの部品落下事故を取り上げた雑誌

チーム緑ヶ丘を取り上げた週刊女性の特集ページ

緑ヶ丘保育園での米軍ヘリの部品落下事故を取り上げた雑誌 チーム緑ヶ丘を取り上げた週刊女性の特集ページ

 週刊誌「週刊女性」は8月13日号で「『沖縄』を知らない安倍首相へ」と題した10ページの特集を組んだ。名護市辺野古の新基地建設問題のほか、落下事故でチーム緑ヶ丘のメンバーにインタビュー。部品を落下させた事実を米軍が今も認めていないことなどを伝えた。

■嫌がらせなどの不安も

 季刊誌「モモト」の夏号(39号)は「空を飛ぶのは小鳥だけがいい」と米軍機の飛行停止を求める保護者の思いを6ページにわたり掲載。5月24日号の「週刊金曜日」も「今週の巻頭トピック」でチーム緑ヶ丘を取り上げた。

 メンバーは仕事の不利益や子どもへの嫌がらせなどの不安も抱える。実際、フェイスブックに誹謗(ひぼう)中傷が相次ぎ投稿削除を余儀なくされたこともある。それでも国内外の新聞やテレビ、雑誌から取材の申し込みは絶えない。

 与那城千恵美さん(46)は「関心を持って支えてくれる皆さんがいるから、心が折れることもあるけれど活動できる」と語った。