沖縄自動車道を名護向けに運転していると、宜野座付近で「あおり運転」に遭遇した。夏休み期間の週末で車が数珠なり状態の中、追突寸前まで車間距離を詰めてきた。怖いので、すぐに車線を譲ってあげた

▼茨城県の常磐自動車道で10日に起きたあおり運転殴打事件が、連日ワイドショーで流れている。逮捕された男には、あおり運転で無理やり車を停止させ、運転していた男性を殴ってけがをさせた疑いがある。「前を走る車が遅く妨害されたと感じた」と供述をしているようだ

▼あおり運転が社会問題化したのは、2年前に神奈川県の東名高速道路であった夫婦死亡事件だ。遺族は、後を絶たない危険行為に厳罰化を訴える

▼警察庁によると、道路交通法の「車間距離保持義務違反」の取締件数が、昨年は1万3025件で前年の1・8倍だった

▼日本自動車連盟の月刊誌の元編集長で交通安全に詳しい鳥塚俊洋さんによると、有効な対処法は「左車線に寄り、先に行かせてあげること」。それでもやめなければ「サービスエリアや路肩に車を止め、窓を全部閉めてロックして警察へ連絡する」とアドバイスする

▼ちなみに、あおりながら猛スピードで走っていた車は、許田料金所にほぼ同着だった。小さな沖縄、こんなに急いでどこにいくのか。運転も生き方も余裕を持ちたい。(吉川毅)