マクブが好むポイントの特徴の一つである砂地とリーフの混在するエリア。それらに加え、リーフエッジに近い護岸では特に大型が釣れると上級者からの人気が高い。与那原・西原海岸や泡瀬海岸と同様に屋慶名・浜比嘉島も中部屈指の実績場。甲殻類の餌を掛けた仕掛けを投げ込むと、夜明けから午前中の時間帯に大型と遭遇する確率は高い。

浜比嘉島で68センチ、6・21キロのマクブを釣った珍福会の上原直人さん=16日

浜比嘉島で40センチクラスのアーガイを数釣りした津波古勇希さん(左)=16日

泡瀬漁港で53.8センチ、3キロのマクブを釣った下島貞幸さん=15日

石川海岸で58.5センチ、3.34キロのマクブを釣った珍福会の赤嶺幸也さん=15日

安謝海岸で롹41センチ、1.4キロのカーエーを釣った比嘉一歩さん=17日

安謝海岸で35・5センチ、810グラムのカーエーを釣った砂川昌克さん=17日

泡瀬海岸で69センチ、5.81キロのマクブを釣った勇魚会の宮城雄治さん=16日

浜比嘉島で68センチ、6・21キロのマクブを釣った珍福会の上原直人さん=16日 浜比嘉島で40センチクラスのアーガイを数釣りした津波古勇希さん(左)=16日 泡瀬漁港で53.8センチ、3キロのマクブを釣った下島貞幸さん=15日 石川海岸で58.5センチ、3.34キロのマクブを釣った珍福会の赤嶺幸也さん=15日 安謝海岸で롹41センチ、1.4キロのカーエーを釣った比嘉一歩さん=17日
安謝海岸で35・5センチ、810グラムのカーエーを釣った砂川昌克さん=17日 泡瀬海岸で69センチ、5.81キロのマクブを釣った勇魚会の宮城雄治さん=16日

 16日、砂地に根岩が点在する浜比嘉島の海岸からマクブを狙った珍福会の上原直人さん。その日の最満潮2時間前から仕掛けを投入した。インターネットの地形図を利用して、砂地にポツポツと根岩が立つマクブの通り道を予想。PE6号ラインを使って80メートルフルキャストした。午前6時30分にファーストヒット、タマンモンスター10号の竿(さお)でたっぷりと重量を体感しながら回収をスタート。適当な大きさの岩のくぼみに魚体をフィットさせる抵抗を受けたが、過去に近場で6キロを仕留めている上原さんは冷静に対応。リールのハンドルを巻き取る手を休め、魚に動きだすタイミングを与えたところ、ほどなくして竿先がビクンビクンと波打った。マクブらしき魚の泳ぎ出しを確認後、一気に回収。1匹目の65・5センチ、5・8キロを釣り上げた。30分後、過去最高の重さを感じる魚信を捉えて格闘開始。5分間、懸命にやりとりすると自己記録となる68センチ、6・21キロを手にした。

   ◇    ◇

 16日、地元の釣友3人で浜比嘉島に渡った沖縄市の津波古勇希さん。フカセ狙いの岩場に立つと、満潮時で水深6メートルある一帯は台風の余波と雨の影響で著しく透明度が低い海況。午前7時のスタート時点ではエサ取りも含め魚は確認できない。マキエサを拡散させても一向に姿を見せない状況を見て、海底で拾い食いしていると予測。ベタ底狙いに絞って、道糸・ハリス3号、円すいウキはソルブレ T-レジェンド Lサイズを選択した。ガン玉5号を2個打って、餌の重量で沈ませる全誘導スタイルで仕掛けを送り込むと、早い段階から良型アーガイが連発した。しばらくすると、投入したウキが手前に流れ着く「当て潮」に変化して直後からアタリが止まった。次策は一転して棚を固定する半誘導沈め釣りへ変更。ガン玉5号を1個にして、円すいウキのトップが海面ギリギリを浮遊する繊細なスタイルを採用した。魚に与える浮力の違和感を限りなくゼロに近づけた結果、再びアーガイが連発。この日、1人平均10匹を釣り上げた。(名嘉山博 釣りPower)