松屋フーズ(東京、瓦葺一利社長)が牛丼チェーン「松屋」の沖縄県内1号店を来年2月、うるま市石川白浜の国道329号沿いに出店することが24日、分かった。これに先立ち、定番メニュー「牛めし」を、昨年開店したとんかつ店「松のや北谷店」で今月28日から試験販売し、売れ行きなどを見て具体的な出店戦略を組み立てる考えだ。

県内に出店することが決まった松屋の店舗(東京都新宿区)

 今後、県内23店の「すき家」、20店の「吉野家」を含む「牛丼御三家」の競合が沖縄でも展開される。

 「松屋」は牛丼のほか定食などの豊富なメニューが特徴で、化学調味料などを使わない無添加メニューの開発にも力を入れている。

 人口が増加し、経済が拡大する県内の市場に可能性があるとし、昨年8月、同社の県内1号店となるとんかつ店「松のや」を北谷町美浜に開店。現在、沖縄市知花、那覇市小禄と合わせて3店舗を展開している。

 出店理由について担当者は「この間、『松屋』の県内出店を期待する声もいただいていた。地域性を知る中で手応えを感じ、主力の牛めし・松屋を広めたいと思った」と語った。

 今後の出店計画は未定だが、「西日本の食材拠点として神戸市に関西工場を建設中。これにより物流コストを抑えることが可能になる。状況に合わせて積極的に出店を考えていきたい」と話した。(政経部・島袋晋作)