子どもたちに伸び伸びと自分の意見を主張する場をつくろうと、「令和の小さな偉人プレゼン大会 子供は平和を作る天才!!」(主催・子供社長クリエイタースクール)が24日、沖縄県豊見城市の中央公民館であった。

いじめを無くすために、いじめをテーマに映画を制作した松山航世さん(左端)ら=24日、豊見城市・市立中央公民館

 県内の子どもを中心に14組が舞台に立ち、日頃思っていることや取り組んでいる芸能活動、抱いている夢などを自由に発表した。

 沖縄アミークスインターナショナル小学校(うるま市)6年の松山航世さんは、いじめをなくすために、どうしていじめが起きるのかを友人らと表現した映画を上映。「いじめは自分のことばかり考えているから起きる。いじめる側もいじめられる側も苦しくなる」と主張した。

 また、補聴器を日頃から利用する同小5年の山本朝日さんは、学校生活で困ったことなどを動画で紹介。「補聴器は耳の眼鏡。耳は聞こえにくいけれどこれが僕。違うことを認め合えることが大切だと思う」と発表した。

 金武小学校6年の田場日那詩(ひなた)さんは、辺野古新基地建設について「争いの無い平和な世界へ」と題して発表。自分なりに調べた賛成派と反対派の意見を紹介し、「トラブルの原因は、相手を否定することから始まる。すぐ否定せず、意見の違いを楽しめば対話もできるのでは」と思いを伝えた。

 審査員はダンサーで演出家のRYON・RYONさんらが務め、子どもたちの発表に一つずつうなずきながら聴き入っていた。

 子供社長クリエイタースクール校長の仲宗根美幸さんは、自らが不登校になったことのある過去を振り返り、「枠にはまらず、言いたいことを表現できる場にしたかった。大人になって忘れていたことを、子どもたちが来場者に教えてくれたのでは」と話していた。