沖縄県糸満市公設市場の通称バラ市で30、31の両日午後4~8時、市場の新鮮な肉や魚の料理と、お酒をせんべろ感覚で楽しめる「ちむちむ夜市」が開かれる。屋台村や立ち飲み店のオープンが続いて夜の人通りが増えた一帯で「糸満の台所」の味を広める。建て替え中の市場が来年6月に全面リニューアルするまで活気をつなぐ初の試みだ。

糸満市公設市場の「ちむちむ夜市」をPRする実行委員会の上原新吾さん(右)、事務局長の赤嶺康浩さん=27日、那覇市松川

 市場かいわいの鮮魚店や食堂、カフェが唐揚げや汁なし担担麺、もつ煮カレーなど一品料理を持ち寄る。市場から糸満名物のカマボコなど、おつまみを買って持ち込んでも構わない。主催の実行委員会会長の上原新吾さん(35)、事務局長の赤嶺康浩さん(35)は「皆、地元を盛り上げたい気持ちでいっぱい」と喜ぶ。

 2人は2011年、漆喰シーサーなどの工房「ニャン山」を市場に構え、12年からは市中央市場(公設市場)商店会の会長などを務めた。同年、手作りアクセサリーや洋服などの自由市「ちむちむ市場」を隔月開催でスタート。市場建て替えに伴って会場を移しながら7月で45回を数え、出店数は15店から約70店まで4倍以上に増えた。

 夜市について「新市場ができるまでに、昼も夜もいつ来ても楽しめると広めたい」と意気込んでいる。

 夜市の問い合わせはニャン山、電話080(1748)8829。