沖縄県地域保健課は29日、蚊に吸血されることで感染するデング熱に感染した県内患者は今年に入り、年間過去最多に並ぶ5例が確認されたと発表した。蚊を媒介し豚から人に感染する日本脳炎も、県の流行予測調査で豚に最近の感染が見つかった。県は長袖・長ズボン着用など蚊に刺されない予防対策が重要だとして注意喚起を呼び掛けている。

(資料写真)県庁

 デング熱はフィリピンなどで流行中で、県内患者はいずれも海外渡航先で感染し帰国後に発症。国内で利用可能なワクチンはない。

 日本脳炎はワクチンによる予防ができる。県によると5日の豚を指標にした日本脳炎の流行予測調査で、注意報発令基準となる陽性率50%以上には満たないものの、陽性の豚の感染が最近だった。県内では1998年、2011年に患者が確認された。