沖縄県竹富町は1日、竹富島を訪れる観光客らから環境保全活動の資金として入島料の徴収を始めた。1人300円で支払いは任意。船便を結ぶ石垣市美崎町の石垣港離島ターミナルと、竹富港ターミナル内に券売機が設置され、一部の観光客が早速支払いに応じていた。

券売機で入島料を支払う男性=1日、石垣市美崎町の石垣港離島ターミナル

 石垣港ターミナルでは開始式が開かれ、西大舛高旬竹富町長が「豊かな自然を守り後世に受け継ぐための入島料。多くの協力を得ながら日本一の島をつくりたい」と抱負を語った。内盛正聖竹富公民館長は「温かい気持ちを無駄にしない」と感謝した。

 家族3人分を支払った小学6年の菅沼秀成さん(11)=愛知県=は「島の景色がきれいだった。入島料の開始を知って役に立ちたいと思った」と話した。

 この日、竹富港桟橋では伝統衣装に身を包んだ島民らが神々を迎える際の「トゥンチャー」を歌い、来島に感謝の意を示した。