「沖縄グルメ リゾートからローカルまで」。LINEニュースで登録しているウェブ媒体からこんな見出しのニュースが届いた。私も行ったことのあるお店も紹介されているかなと思ってタップしたら、1軒も知らなかった。通勤で歩く道沿いの店でさえ(!)。

 でも、こんな出来事、ザラ。もしかして、沖縄で暮らしていると、無意識に「観光」にまつわるお店や場所を他人事として認識しているのかもしれない。一体、どのポイントでお店や場所の線引きをしているのか、その分岐点を探りました。
 (デジタル部・與那覇里子、インターンシップ・高江洲茉莉(沖縄国際大学)、朱詩夢(早稲田大学))

国際通り
 

メニューの値段で判断

 沖縄生まれ、沖縄育ち、観光業に携わる58歳の男性は「そもそも、観光客がいるところには行かない」と断言しました。「とにかく、観光客向けのお店は値段が高い。飲み放題も安くない。沖縄そばも800円以上する店もある。国際通りに面している店は行ったことないねー」と話します。

 どのように観光客を判断しているかと言えば、お土産品店の袋を持っていることと、すれ違う時の会話を聞いて、地元の人ではないなと判断しているそうです。

 「でも、今はネットで色んな情報を調べられるから、地元の人より観光客の方がディープなところを知っていたりするかもしれないな」と話しました。

 浦添市の40代で子持ちの女性も「観光客がたくさんいるところには行きません」。本土から沖縄に進出したお店にも興味はなく、タピオカやパンケーキも割高なイメージがあるそうです。