大弦小弦

[大弦小弦]身長158センチの偉大な勝利

2019年9月3日 08:26

 身長が同じ158センチと知って親近感が湧いた。うるま市出身のプロゴルファー比嘉一貴選手(24)がツアー参戦2年目で初優勝した。1999年に男子の日本ゴルフツアー機構発足後、150センチ台の優勝者は初

▼首位で出た最終日、重圧を感じさせない強心臓ぶりでスコアを六つ伸ばし、大会新記録の26アンダーで圧勝した。アマチュア時代の海外遠征で体格差による飛距離の違いを感じ「飛距離じゃないところで勝負しないと。自分のゴルフを見つめ直した」と語る

▼こつこつクラブを振ってきた。母校の本部高で部顧問だった知念洋史さん(39)は「もう少し練習していいかと聞いてくるのはいつも一貴だった」と振り返る

▼競技に真摯(しんし)に向き合い「ゴルフにプラスになる。緊張感を味わいたい」と英語スピーチにも挑戦した。この頃すでに小さくてもできることを示したいと言っていたというから意識の高さに驚く

▼プロで小柄な選手というと、プロ野球ヤクルトの石川雅規投手(39)が浮かぶ。167センチながら巧みな投球術と制球力で現役最多169勝を積み上げた。160キロの剛速球や350ヤードの飛距離もいいが、体格差を補う技術もプロの醍醐味(だいごみ)の一つ

▼「身長とか、いろんな悩みがある人を勇気づけられたら」と比嘉選手。次はどんなプレーを見せてくれるのだろう。楽しみだ。(大門雅子)

野球・ゴルフ・サッカー・バスケ・・・プロからアマまでスポーツ全記事、読み放題! >>「沖縄タイムス+プラス スポーツ」

前の記事へ 次の記事へ
沖縄関連、今話題です(外部サイト)
JavaScriptをOnにしてください
アクセスランキング
ニュース 解説・コラム
24時間 1週間
注目トピックス