那覇市泉崎の「那覇OPA(オーパ)」に入居するテナント9店舗が8月25~31日にかけて閉店した。那覇オーパによると入居契約の満了によるもので、9月下旬にかけて後継のテナントが出店準備を進めているという。担当者は「秋冬シーズンに向け、新たな店を入れて魅力を高めていく」としている。

那覇オーパが入居するカフーナ旭橋A街区=那覇市泉崎

 那覇オーパは昨年10月、モノレール旭橋駅周辺地区の再開発事業で建設された複合ビル「カフーナ旭橋A街区」に約50店舗が入居し開業した。ビルの1階がバスターミナルで、オーパが入居する2階は旭橋駅と直結、3階には県立図書館がある。オーパは地の利を生かし、地元客を中心に観光客も取り込む戦略でスタートした。

 今回撤退したのはカフェや雑貨、コスメなどの9店舗で、短期の入居契約を結んでいたという。オーパ側は店舗の入れ替えによる「施設の活性化」を強調する。一方、複数の撤退業者が本紙の取材に「集客に苦戦し、売り上げを伸ばせなかった」と語った。要因として、駐車場が有料で、滞在時間が短くなりがちなことや客層とのミスマッチ、集客力のある店が少ないことなどを指摘する声が聞かれた。

 県内では大型商業施設の拡張や新設が続き、競争が激化している。

 カフーナ旭橋の関係者は「オーパ側は集客力向上に新たな手を打っている。来店者が増えれば、店の売り上げも良くなるだろう」と期待した。