2011年に発生した東日本大震災による津波で流された漁船が、8月31日に金武町の海岸で見つかった。

金武町に流れついた「清昭丸」=中城海上保安本部提供

 中城海上保安部によると、海岸を巡回していた職員が砂浜に打ち上げられた船を発見。漁船登録番号から岩手県釜石市在住の漁師、佐々木清文さん(74)の漁船「清昭丸」だと判明した。

 連絡を受けた佐々木さんは「まさか沖縄で発見されるとは。かなりの時間がたっているので驚いている」と声を詰まらせたという。

 震災当時、佐々木さんは高台に避難して一命を取り留めたが、岸壁に係留していた船は津波に流されて行方が分からなくなっていたという。

 佐々木さんは今後、金武町役場と話し合い、船をどうするか検討するという。