沖縄県内で2014~18年に発生したマリンレジャー事故の月別被害者数で、9月の累計が8月と並んで最多の87人に上ることが、第11管区海上保安本部のまとめで分かった。同保安部交通安全対策課は「3連休の月曜日に海水難事故が多発する傾向にある」と分析。今年は2週連続で3連休があり、注意を呼び掛けている。

(資料写真)沖縄の海

 同課によると、過去5年間のマリンレジャー事故は8、9月に集中し、被害者数の累計はそれぞれ87人。8月の事故の内訳は「溺水」が57・5%で最も多いのに対し、9月は岸に戻れなくなる「帰還不能」が43・7%で最多だった。

 沖へ向かう流れの「離岸流」の影響が考えられるという。本島から離れた位置にある台風が強い離岸流を発生させるケースもあり、同課の安光良博課長は「天気が良くても風や波に関する気象警報・注意報を確認することが大事」と話す。

 また、過去5年間の9月の事故を曜日別に見ると、4割以上が月曜日に集中していることも明らかになった。同課は「夏休み明けの9月は海で遊ぶ人が3連休に集中する。特に連休最終日の月曜日は気象や体調にかかわらず、無理をしてでもマリンレジャーを楽しもうとする心理が働くのではないか」と分析。「無理をせず、ライフジャケット着用などの安全対策をしっかりして海を楽しんでほしい」と呼び掛けた。