那覇海上保安部は2日、シュノーケリング中に沖に流された男性を救助したとして、八重瀬町の港川漁協職員の儀間真一朗さん(27)に感謝状を贈った。

那覇海保から感謝状を受け取った儀間真一朗さん(前列中央)=2日、那覇海上保安部

 儀間さんは漁協で魚のせりを担当しており、8月26日は、いつも通りせりを終えて事務処理に当たっていたという。午後2時前、儀間さんが所属する琉球水難救済会港川救難所に「糸満市大度海岸でシュノーケリングをしていた夫婦の夫が行方不明になった」と救助要請が入った。

 儀間さんは、すぐに港川漁港から水上バイクで出動。大度海岸沖に到着すると、リーフの切れ目から約30メートル沖にぐったりとした状態で浮いている男性を発見。近づいて水上バイクに引き揚げ、安全なリーフ内に連れ戻し、男性を消防に引き継いだ。男性は無事だった。

 儀間さんは「男性を見つけたときはほっとした。今後もこの経験を生かして人助けをしたい」と笑顔を見せた。

 同保安部の川口修部長は「水難事故が多発する中、1人の命を救ってくれたことに感謝する」と話した。