昨年8月で使用期限が終了した沖縄県南風原町が指定する旧型のごみ袋が、町の発注ミスで40万枚残っていることが5日分かった。在庫を再販売するため、町は廃棄物処理に関する条例の一部改正案を議会に提案している。

南風原町のごみ袋。現在販売している新型。

 町の指定ごみ袋は昨年6月に形や価格が改定され、新しくなった。旧型のごみ袋は同年5月で販売を終え、同年8月には使用も終了した。

 町は本来、5月までの販売見込みで発注するべきだったが8月分までの見込みで製造を発注。在庫確認不足などもあり、「もやすごみ」「もやせないごみ」を合わせ在庫が40万枚残った。旧ごみ袋は1枚当たり5~10円新袋より安い。町は旧袋を従来の価格で売る予定で、40万枚の販売合計額は約673万円。

 町は「残った在庫を有効活用するため」として、旧型の指定ごみ袋でもごみが出せるよう条例改正案を4日に開会した町議会9月定例会に提出。赤嶺正之町長は「緊張感が欠如していた。町民におわびするとともに、しっかり説明していきたい」と述べた。

 「自治会に無料配布したり、安く売って使い切った方がいいのではないか」という質疑に市側は「町民からいただいた税で製造しており、従来の価格で販売することが最適と考えている」と説明した。

 27日の本会議で可決されれば、10月1日から施行される。