「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」(鹿児島県、沖縄県)の世界自然遺産登録について環境省などは6日、国際自然保護連合(IUCN)の専門家による現地調査が10月5日から12日にかけて行われると発表した。政府が2月、同地域の登録を国連教育科学文化機関(ユネスコ)に再申請してから初めて。

(資料写真)沖縄本島北部地域の森

 IUCNによる評価結果の勧告を経て、来夏の世界遺産委員会で同地域の登録の可否が決まる。

 登録を巡っては2018年5月、IUCNが推薦区域の見直しなど課題を挙げ登録延期を勧告。政府は推薦を取り下げた。今回の現地調査は17年以来2回目で、米軍北部訓練場の返還地をやんばる国立公園に編入するなど推薦区域を見直してから初となる。

 IUCNは遺産候補地の保全状況を調べるほか、地域住民との意見交換も調整している。具体的な調査の日程や場所は調整中。環境省は「境界線を修正した所を見せる」としている。