沖縄県那覇市首里金城町にある玉陵(たまうどぅん)の入場者数が伸び悩んでいる。市文化財課によると、世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」への登録後の2001年度には10万5156人で過去最高を記録。だが、13年度以降は入場者が6万人台で推移している状況が続いている。

県内初の国宝に指定された玉陵=那覇市首里金城町

 玉陵の入場者は16年度は6万2233人だったが、18年度は建造物としては県内初の国宝に指定されたこともあり、6万4531人となった。

 10日、市議会9月定例会の一般質問で比嘉世顕市民文化部長が玉陵への来場者数などについて上里直司氏(なは立志会)に説明した。付近にある首里城(有料地区)への入場者数は18年度は177万5867人を記録しており、大きな開きがある。城間幹子市長は「どのような形で誘客をしていくかについて知恵を絞っていきたい」と語った。