安倍政権になって何よりも目立つのは、官邸が政策決定の主導権を握るようになったことである。 官邸にあまりにも権力が集中し過ぎた結果、与党自民党や官僚機構による「チェック・アンド・バランス」(牽制(けんせい)と均衡)が働かなくなり、国会も政府を牽制する機能が弱くなった。
社説[2016参院選 安倍政治]目立つ権力集中の弊害
2016年6月12日 5:00有料
有料この記事は有料会員限定です。会員登録すると、続きをお読み頂けます。
※ 無料期間中に解約すると、料金はかかりません。
※ 無料期間中に解約すると、料金はかかりません。
残り1026文字