大阪府で不動産業などを手掛けるキャムコ(松島二郎社長)が那覇市の県庁前に地上15階建ての新ホテル「キャムコ県庁前ホテル(仮称)」の建設を進めていることが12日、分かった。同社は2017年に恩納村のホテルサンセットヒルを取得し、県内でホテル事業を展開するのは2件目。21年1月の完成を目指す。

キャムコが建設する新ホテル「キャムコ県庁前ホテル(仮称)」の外観のイメージ図=(同社提供)

キャムコ県庁前ホテル建設場所

キャムコが建設する新ホテル「キャムコ県庁前ホテル(仮称)」の外観のイメージ図=(同社提供) キャムコ県庁前ホテル建設場所

 同社は大阪市内でホテル(321室)経営も手掛けており、年間を通して観光需要の高い那覇市内への進出を2年ほど前から計画していた。

 ホテルは、国内外の観光客やビジネス客をターゲットとしており、観光や仕事からホテルに戻った際にゆっくりとリラックスできる空間をコンセプトとしている。

 ホテルの敷地面積は972・21平方メートルで、延べ床面積は5179・41平方メートル。客室は全151室で、客室面積は24~50平方メートルを想定。総事業費は約50億円を見込む。ホテル運営は同社子会社のマックスプラネットが担う。

 また、公開空地を設ける総合設計制度を利用することにより、容積率の緩和を受ける事ができ、高さ約45メートルの高層ホテルの建設が可能となった。

 ホテル内にはレストランも併設。また、公開空地の公園側にはテラス席を設け、宿泊客や一般客が利用できるようにする。1泊の平均宿泊価格は1室1万5千円を想定している。同社の金子裕一常務は「沖縄は今後も観光需要が伸びる地域であり、多くの宿泊客を取り込み、事業を成功させたい」と期待した。

(政経部・仲本大地)