沖縄の朝マックがこんなにカッコいいのか! ツイッターで流れてきた動画に心を奪われた。映像のクオリティの高さと仕掛けで、日常の風景が違って見えた。誰が作っているのかと思ったら、沖縄タイムス隣のビルで働く会社員と元靴屋の店長だった。(デジタル部・與那覇里子)

「Crazy Okinawa」ツイッタートップページ


「一度きりの人生、これでいいのか」

 サラリーマンのアスファルト城間さん(32)は、結婚式の余興動画を作ったことをきっかけに、25歳から動画制作を続けてきた。仕事に打ち込みながらも、将来のことを考えると「一度きりの人生、これでいいのか」という気持ちが大きくなっていった。

 靴屋の店長をしていたKAKKYさん(37)も、YouTubeを始めた31歳の時、同じ事を思ったという。チャンネル登録数の多い城間さんらYouTuberに追いつきたい一心で、動画の配信を続けてきた。

 二人はこう話す。「仕事で疲れていても、配信したい勢いで、寝る間も惜しんで作ってきた。家に帰って6時間はパソコンに向かって作業をする。それでも、結局は編集も撮影も楽しいんですよね」。

撮影した映像を確認するアスファルト城間さん(左)とKAKKYさん=宜野湾市のTopothesia

 KAKKYさんは店長をしながら映像制作の技術を磨き、35歳で会社を辞めた。「好きなことをして生きていきたい」と自ら会社を立ち上げ、ミュージックビデオ(MV)やドローン撮影、企業からの動画制作の依頼を受けている。


ツイッターで125万回再生

 沖縄で数少ないYouTuberとして活動しているうち、二人はSNSで交流をするようになっていた。頻繁にやりとりを始めたのはここ1年。2019年8月17日、MV撮影の打ち上げで飲んだことを機に一気に仲が深まった。