沖縄県内でインフルエンザが流行する中、一般的に外来診療をしていない夜間・休日に、不要不急の症状で救急病院を受診する患者の増加が懸念されている。特に感染が拡大している那覇市保健所は「救急病院に患者が集中すると、緊急を要する患者の対応が遅れる危険がある」と呼び掛ける。

(資料写真)インフルエンザ

 那覇市立病院は8日の日曜、インフル患者120人が殺到し診療が5~6時間待ちとなった。屋良朝雄院長は「長時間の待機が症状を悪化させかねない。水が飲めない、ぐったりしているなどの症状でなければ、できるだけ平日にかかりつけ医を受診してほしい」と話す。

 インフル発症後12時間未満は陽性反応が出ないケースが多く、急ぎ受診しても後日の受診をお願いすることもあるという。

 同院は(1)入り口でマスク配布(2)入院患者への見舞いを控えてもらう(3)見舞客の検温-など「通年でも異例の対応」(同院)を実施。連休の15と16の両日は発熱外来を別の階に特設する。

 県は子どもの症状はまず、医師・看護師につながる電話「♯8000」に相談するよう呼び掛けている。