沖縄県警那覇署(崎原永克署長)は4日、特殊詐欺を防いだとして市銘苅のコンビニエンスストア従業員、小濱恵さん(34)に感謝状を贈った。

特殊詐欺を防ぎ那覇署から感謝状を受け取った小濱恵さん(中央)=4日、那覇署

 8月8日、電子マネー15万円分をまとめて購入しようとしていた60代男性の様子がおかしいことに気付き、小濱さんが声を掛けた。男性はインターネット利用料金を電子マネーで支払うようサイトで指示され、どうすればいいか分からずに電子マネーを購入しようとしていたという。小濱さんが警察に相談するよう促したことで購入をやめ、相談窓口に電話したという。その後、男性は「ありがとうね」と笑顔で言い残して店を去った。

 小濱さんは「特殊詐欺が身近にあるんだと実感し、声掛け一つで防げることにも気付いた。今後もお客さんとのコミュニケーションを大切にしていきたい」と話した。

 県内での特殊詐欺被害は今年8月末までに11件発生し、被害額は1300万円を超える。崎原署長は「特殊詐欺事件は社会全体で問題意識を持つことが大切。未然に防いでくれたことに感謝している」と話した。