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市民提訴の議案を撤回へ 宮古島市「精査」理由に

2019年9月18日 05:29

 【宮古島】下地敏彦宮古島市長は17日、宮古島市議会の佐久本洋介議長に対し、ごみ撤去事業を巡り住民訴訟を起こした市民への損害賠償訴訟請求を提案した議案の撤回を申し出た。撤回理由は「議案の内容を精査する必要が生じたため」としている。市議会は18日の本会議で申し出を承認する見通し。

宮古島市

下地敏彦宮古島市長が市民提訴の議案撤回を求める申し出のコピー

宮古島市 下地敏彦宮古島市長が市民提訴の議案撤回を求める申し出のコピー

 撤回理由について下地市長は17日、「あす議員に説明するので、その前に回答するのは控えたい」と述べるにとどめた。

 市関係者は「報道などで議案不備の指摘もあり撤回に至った。精査を終えた後、もう一度提案するかは現時点で何とも言えない」と述べた。

 野党の國仲昌二氏は「事前に精査されていない議案を出したということであり、議会軽視も甚だしい」と強調。再提案については「市民と連携し、市の動きを注視したい」と話した。

 2014年度に実施した不法投棄ごみ撤去事業は違法だとして市民6人が下地市長らに事業費約2250万円の返還を求めた住民訴訟を巡り、市は、虚偽の主張で市の名誉が毀損(きそん)されたとして市民側に計1100万円の損害賠償訴訟請求の承認を求める議案を3日の市議会定例会に上程していた。

 一方、市議会総務財政委員会の審議や本紙の取材などで議案の記述を巡り法的な不備などが指摘されていた。

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