ハンドボール日本代表の司令塔で、大同特殊鋼の東江雄斗(興南高-早大出)は16日、県立武道館で行われた日本リーグの琉球コラソン戦に出場し、5得点を挙げた。チームを32-21の勝利に導くとともに、首位浮上にも貢献した。

速攻でゴールを狙う大同特殊鋼の東江雄斗(右)と、阻もうとする兄で琉球コラソンの太輝=16日、県立武道館(又吉健次撮影)

 沖縄での公式戦は2年ぶりで、「地元での試合はうれしい」と声を弾ませる。「チームを長年支えたベテランが引退し、選手一人一人に自分が中心選手という自覚が芽生えている」と強さの秘密を明かす。「2014~15シーズン以降、チームはチャンピオンから遠ざかっており、王座奪還がチームの目標」と意気込んだ。

 得点王争いでは現在65ゴールを決め、2位に13点差をつけて独走している。昨シーズンはリーグに入って以降、初めて個人タイトルを取れなかったため、「今季は取りたい」と意欲を示した。

 来夏の東京五輪で、男女日本代表は開催国枠での出場が決まっている。「司令塔として試合をコントロールし、1対1ではDFの間を切り裂いて得点したい。自分のプレーを楽しみたい」と語る。

 日本リーグのほか、オフには日本代表での活動があるため、沖縄にはほとんど帰省できない。試合後には知人らに囲まれ、笑顔で記念撮影に応じていた。(又吉健次)

(写図説明)速攻でゴールを狙う大同特殊鋼の東江雄斗(右)と、阻もうとする兄で琉球コラソンの太輝=16日、県立武道館(又吉健次撮影)