那覇個人タクシー事業協働組合の女性事務員(45)が、旅行関連会社から振り込まれた料金を横領した疑いがあることが18日までに分かった。被害額は1500万円以上になるとみられ、豊見城署詐欺容疑を視野に捜査している。

(資料写真)パトカー

 複数の関係者によると、事務員は観光タクシーの配車契約をしている旅行関連会社から振り込まれた料金の一部を、複数年にわたり横領したとみられている。組合側の聞き取りに対し、横領の事実は認めているという。

 ことし6月の定期総会で、1千万円以上の未収金があることが判明し、組合が調べていた。被害額はさらに膨らむ可能性がある。

 関係者によると、女性事務員は配車や営業を長年担当し、入金の処理にも関われる立場にいたという。現在は仕事を休んでいる。

 組合に所属するタクシー乗務員は100人以上。組合は8月末に臨時総会を開き、被害額などについて報告した。参加したタクシー乗務員によると「全額の回収は厳しい」との説明があったという。

 組合は沖縄タイムスの取材に「現時点ではコメントを差し控えたい」と述べた。

 (社会部・比嘉太一、西倉悟朗)