大型で強い台風17号は21日午前11時現在、久米島の西約100キロを北北西に20キロの速さで進んでいる。沖縄本島地方を直撃した台風の影響で同日午後0時3分までに那覇市、宜野湾市、名護市石垣市で計13人が重軽傷を負った。同日午前11時27分には新たに沖縄市に大雨警報(土砂災害)が発令された。

強風に煽られて傾くヤシの木=21日午後0時10分ごろ、豊見城市与根

 那覇市内では70~80代の男女3人が強風にあおられて転倒し、頭や足に痛みを訴えるなどの被害がある。県内各地では暴風の影響で住宅の一部破損や倒木被害がある。

 台風の中心気圧は970ヘクトパスカル、最大風速35メートル、最大瞬間風速50メートル。中心から東側240キロ以内と西側130キロは25メートル以上の暴風域、650キロ以内の全域で15メートルの強い風が吹いている。

 沖縄電力によると21日午前11時50分現在、本島中南部、北部、久米島・慶良間諸島で3万7210世帯が停電している。