全国長寿ボウラー番付で全国最年長の前原信光さん=沖縄市=は、8月16日に104歳の誕生日を迎えた。敬老の日の16日、前原さんが通う北谷ボウルで104歳記念親睦大会が開かれ、約90人の参加者が長寿にあやかった。

始球式でストライクを取る前原信光さん=16日、北谷ボウル

 前原さんは1915年(大正4年)生まれ。45歳から競技を始めた。「26年間は6日しかボウリングを休まなかった。できるうちはずっと続けたい。120歳くらいまでかな」と笑う。

 健康の秘訣(ひけつ)は食べ過ぎないこと。でも好きな食べ物はステーキとカレーというちゃめっ気たっぷりの前原さん。「何か一つ楽しめるものをつくる。あとは人に迷惑を掛けず、いつも人のために尽くすこと」と人生観も話した。80歳以上のボウラーを表彰し、自ら景品を準備する気の配りようだった。

 今でもスコアは平均150と好調だが、現在は体調が優れず、半年間ほど練習とリーグ参戦を休んでいるという。記念大会では始球式のみ一投すると、見事ストライクを奪い、最高潮に会場を沸かせた。

 競技仲間の桑江朝秀さん(86)は「前原さんから見れば、自分なんか子どものようなもの。追い掛けて僕も長生きしたい」と話す。前原さんの三男、雅司さん(57)は「いつまでも元気でいてほしい。家族の宝です」と目を細めた。