10月からの消費増税で、県内の公園やテーマパークでも値上げの動きが広がっている。本紙が調べた主要10カ所のうち6カ所が10月から値上げする。遊びを楽しむにも、懐具合と相談することになりそうだ。

(資料写真)美ら海水族館

県内の主なテーマパークの入園料改定

(資料写真)美ら海水族館 県内の主なテーマパークの入園料改定

 国営沖縄記念公園は美ら海水族館、首里城公園ともに値上げ。水族館は大人1850円が1880円と30円、小中学生や高校生も10~20円上がる。担当者は「全体の収益に占める入館料の割合が大きく上げざるを得ない。心苦しい」と話す。

 首里城は小中学生は310円のままだが、大人と高校生料金を10円上げ、それぞれ830円、630円に。管理センターは「上げる代わりに、いろいろなイベントやサービスの向上に努めたい」とした。

 民間ではさらに影響が大きい。琉球村は大人料金を300円上げ1500円にする。これまで大人と子どもの二つだった料金区分を変更。高校生料金(1200円)を追加し、子ども600円は据え置く。担当者は「食品の仕入れや従業員の人件費のアップもある。入園料をそのままというのは難しい」と苦しい胸の内を明かす。

 フォレストアドベンチャーin恩納とビオスの丘は増税を考慮して本年度に値上げしたばかりで、10月は据え置く。ビオスの丘は「本来は入園料以外に、アトラクションの料金も上げる必要があるが現状はそのままでいく。過去の利用率も意識して様子を見たい」とする。

 沖縄こどもの国は将来的な値上げを検討している。同園は消費税が5%から8%に上がった時も料金を変えていない。10%になる今回、担当者は「料金改定が必要ではないかと検討中」と話した。

(社会部・下地由実子)