【小橋川慧通信員】ドイツ・ハイデルベルクで7月13〜20日、29カ国が参加し開催された新スポーツ「アルティメット」の世界U24選手権大会男性部門で、銀メダルを獲得したカナダ・チームに沖縄県系2世のニコラス奥間さん(22)が所属している。ニコラスさんは「アルティメットはディスク1枚あれば男女が一緒に楽しめるスポーツ。沖縄での競技人口が増えることを期待している」とエールを送っている。

 アメリカ発祥のアルティメット(「究極」の意味)は各チームで1枚のフライング・ディスクを投げて、パスをつなぎ得点する競技。投げる、走る、跳ぶ、総合的な能力が要求されるため「究極」と呼ばれる。

 ニコラスさんは、奥間保さん(金武町出身)とゆかりさん(旧具志頭村出身)の次男。小学校5年の時にアルティメットを始め、バンクーバー市の強豪チームに所属。現在は国内選手権大会の準備に余念がない。

 スポーツ万能のニコラスさんは高校まで、夏はアルティメット、冬はカナダの国技アイス・ホッケーで活躍。「両親の言い尽くせない長年の献身的支援があったから、夏・冬と最高のスキルを持った仲間と競技を継続できた」と感謝の言葉を述べる。

 ドイツでの大会を振り返り「今大会で10戦全勝で決勝まで進んだカナダ・チームは素晴らしかった。交流を始めるために試合の組み合わせを願っていた日本代表と準決勝で対戦できたことが最大のハイライト。ハイデルベルクでできた友情を生涯大切にしたい」と手応えを話した。

(写図説明)アルティメットのカナダ・チームに所属し練習で汗を流す沖縄県系2世のニコラス奥間さん(手前)