「まだまだ、師匠には遠く及ばない。この先も鍛錬、その先も鍛錬です」。上地流空手道連合会相談役の与那嶺幸助氏(79)=範士十段、古武道教士八段=は静かに語る。二十歳で上地流2代目宗家の上地完英氏の指導を受け、師匠の強さに憧れ重ねてきた鍛錬。今は伝統を継ぎ、伝える者としての覚悟がにじみ出る。