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米軍は操縦士ミスと結論 沖縄オスプレイ墜落、1年後の報告書で

2019年9月25日 10:48

 沖縄県名護市安部でのオスプレイ墜落事故は2016年12月13日午後9時半ごろ発生した。安部集落から約800メートルの海岸に墜落したが、米軍や防衛省は「名護市の東海岸沖合に不時着水した事故」と説明してきた。米軍は約1年後、「困難な気象条件下で空中給油訓練した際のオスプレイのパイロットのミス」と事故原因を公表し、操縦士のミスを認めている。

大破したオスプレイ

 事故調査報告書によると、事故機はMC130J空中給油機と、高度460~550メートルで北向きに空中給油訓練を開始。風速10~15メートルの北風が吹いていた。給油口(ドローグ)への接続が何度か不調に終わった後、燃料に関する警告を受け、普天間飛行場のある南方へ方向転換するようMC130に要請した。

 普天間に向かう間、給油口への接続を試みた際、オスプレイの操縦士が出力を上げすぎて、出力を下げたが、給油口とオスプレイの右のプロペラが接触した。搭乗員はバランスの取れた飛行を維持するのは困難と認識した。

 操縦士は右のプロペラが損傷したため、左右非対称となった推進力の悪化を避けるよう、固定翼モードを維持した。

 機体は右旋回し、沖縄本島に近づいた。操縦士は人や財産への影響を避けるため、安全な飛行を継続することが困難と認識し、「緊急着水」した。

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