沖縄県本部町大浜のもとぶかりゆし市場にあるパーラー「グルクン本舗」は27日から、町産ヤギ肉を使った「ヤギカレー」の販売を始めた。独特のにおいを抑え、食べやすく仕上げたという。島袋恵代表とシェフの渡久地政幸店長が町役場で発表し、「クリーミーでこくがあっておいしい」とアピールした。

グルクン本舗が販売を始めた「ヤギカレー=27日、本部町役場

ヤギカレーをアピールする(右から)島袋恵代表、渡久地政幸店長、平良武康町長=27日、本部町役場

グルクン本舗が販売を始めた「ヤギカレー=27日、本部町役場 ヤギカレーをアピールする(右から)島袋恵代表、渡久地政幸店長、平良武康町長=27日、本部町役場

 ヤギカレーは米国などで28年間、洋食や和食の料理人として腕を磨いてきた渡久地店長を中心に開発した。ヤギの肉と骨を3~4時間煮込んだだし汁をベースに調理する。お湯で肉を洗って油分を取り除くことでにおいが抑制されるという。町産のかつおぶしで味わいを足し、フーチバー(ヨモギ)も添えて提供する。

 町内のヤギ農家でつくる「もとぶピージャー生産組合」にも所属する島袋代表は「ヤギの課題となっているにおいなどをしっかり克服すれば、豚や牛などほかの畜肉と同様に商売できる」と消費拡大に期待を込め、カレーの1日50食提供を目標に掲げた。

 同席した平良武康町長は「ヤギ食文化の継承に加え、観光客には本部に来て食べられる『非日常』料理として味わってほしい」と望んだ。

 ヤギカレーは税込み700円。営業時間は正午~午後8時。火曜と第1水曜が定休。