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オスプレイ 制限されているはずの深夜飛行 右肩上がり 普天間飛行場に配備されて7年

2019年9月29日 10:30

 【中部】米軍普天間飛行場に米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが配備されて10月1日で7年、米軍横田基地(東京都)に米空軍のCV22オスプレイが配備されて1年となる。米軍機の飛行が制限されている深夜早朝(午後10時~翌午前6時)の時間帯をみると、2017年度は離着陸した全機種のうちMVが占めたのは29・8%。この割合が18年度は36・2%、19年度(8月時点)は48・7%と右肩上がりに増え続けており、深夜の騒音が住民を悩ませている。(中部報道部・平島夏実、大城志織)

MV22オスプレイの普天間飛行場での離着陸

 MVは13年に追加配備され、現在24機態勢。県内外で事故や騒音問題を引き起こしている。CVは、米空軍が嘉手納基地で定期的に訓練すると明言している。沖縄の基地負担は増す一方だ。

 オスプレイは開発段階から事故が多発。「空飛ぶ恥」(米タイム誌)とされるなど安全性が問題になってきた。普天間所属のMVは16年12月に名護市安部で墜落。原因が分からないまま米軍は6日後に飛行を再開し、翌年8月に豪州東部の海上に墜落した。17年9月には新石垣空港での緊急着陸により滑走路が一時閉鎖され、18年2月には、うるま市伊計島に部品が漂着した。

 沖縄防衛局の目視調査によると、普天間飛行場でのMVの離着陸回数は17年度が月平均191・6回、18年度は246回。19年度(8月時点)は219・6回となっている。横田基地のCVは、配備前を含め嘉手納に5度飛来した。地元自治体や議会はそのたび抗議しているが、沖縄防衛局は「米軍の任務遂行能力の維持や日米安保条約の目的達成のため、他基地所属の航空機を嘉手納基地に飛来させ、訓練を行っている」と容認。CVを含む特定の外来機の飛来中止を求めることはできないとの立場だ。

 嘉手納、北谷、沖縄の3市町でつくる「嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会(三連協)」会長の當山宏嘉手納町長は「直接の被害がなくても、安全性の懸念が払拭(ふっしょく)されていない」と話す。8月の駐機は、これまでで最長の8日間に達した。「1カ月など暫定配備のような長期的な移駐にならないか、注視しないといけない」と強調した。

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