翁長雄志知事は昨年の知事選で、繰り返し二つの言葉を強調した。「イデオロギーよりアイデンティティー」「誇りある豊かさ」。  いずれも一般向けのスローガンとしては生硬で、とっつきにくい。対立する陣営からは「意味不明」との批判も受けた。