沖縄都市モノレール(ゆいレール)は1日午前5時39分、てだこ浦西駅を出発する始発便を皮切りに、那覇市浦添市を結ぶ延長区間(4・1キロ)の運行を開始する。新たに石嶺、経塚、浦添前田、てだこ浦西の4駅も開業。2013年11月に始まった延長整備事業は約6年で実を結び、交通渋滞緩和や経済・観光振興への期待を乗せて発車する。

延長開業前日、新区間を試運転するモノレール車両=30日午後、浦添市・浦添前田駅付近(田嶋正雄撮影)

 1日早朝には、てだこ浦西駅で周辺自治体や一般の乗客などを集めた開業式典を始発便に合わせて開く。式典後には駅長の合図で始発の便が出発する。各新駅でも開業セレモニーがある。

 延長区間を含むゆいレールの総延長は約17キロとなり、てだこ浦西-那覇空港間を37分で運行。モノ社は1日平均、1万2千人の利用客の増加を見込み、那覇空港第2滑走路が開業する20年の年間利用客数は2300万人を想定する。

 県は24年度に沖縄高速道と結節する幸地インター線インターチェンジを設け中北部地域との交通結節を図る。一方で、新駅周辺の停車帯などの整備や交通結節を担う他の公共交通機関との連携の遅れ、乗客増に伴う混雑対応など課題もある。