沖縄都市モノレール(ゆいレール)の沖縄県浦添市方面への延長区間(4・1㌔)の営業が1日午前、始まった。沖縄で戦後初の軌道交通であるゆいレールは2003年8月の運行開始以来、初の延長となった。各駅には早朝から「定時定速」のゆいレールの運行を心待ちにした地域住民らも集まり、開業を祝った。

沖縄都市モノレールてだこ浦西駅を出発する一番電車=1日午前5時39分、浦添市前田

 浦添側の始(終)点となる「てだこ浦西駅」では午前5時過ぎ、オープニングセレモニーが開かれ、同社の美里義雅社長は「人と街、人と人を結び、人にやさしい公共交通機関として、駅周辺の街づくりにも貢献したい」と述べた。多くの地域住民らが駅に集まり、金城也治(せいじ)駅長の合図で午前5時39分に車両が発車。関係者は手を振って始発の乗客を見送った。

 延長区間には新たに石嶺駅、経塚駅、浦添前田駅、てだこ浦西駅の4駅が開業。那覇空港駅からてだこ浦西駅までの19駅、約17㌔を37分間で走る。都心部に近いエリアに加えて浦添以北からの需要も喚起することで、公共交通への転換を図る狙いがある。

 周辺住民らからは、新たな4つの駅を中心とした地域の活性化にも期待が高まっている。