台風18号の接近から一夜明けた1日、沖縄県竹富町ではほぼ全島で倒木が確認され、消防団を中心に住民らが朝から片付けに追われた。西表島東部の仲間港では暴風と高潮で貨物用コンテナや車が流されて、ターミナル一面が海水に漬かった。西表漁港では船が破損した。

台風18号による高潮と強風で岸壁から陸側に流されたコンテナ=1日午前9時ごろ、竹富町西表島(横目英彦さん撮影)

 町消防団大原分団の横目英彦分団長らが朝の巡回で仲間港の被害を確認した。コンテナは岸壁から約100メートル陸地に流されていたとし「一面海水に浸かり魚も打ち上げられた状態だった。風が相当強かったのか、ここまで激しいのは久しぶり」と話した。

 島西部では倒木や一部電柱の倒壊が相次いだ。西表分団の山下義雄分団長は「ずっと携帯が使えず、作業しようにも皆と連絡が付かないのは痛かった。どうなるか少し怖かった」と胸をなで下ろした。

 ほかに、与那国町で約309万円のサトウキビの被害があった。