【松田良孝台湾通信員】台北国際コーヒーフェスティバル(台湾コーヒー協会主催)が9月28、29の両日、台北市の台湾大学で開かれた。日本から県内の4業者を含む5業者が参加。雨の中、大勢の人が思い思いにコーヒーを楽しみ、台湾のコーヒーブームを反映するにぎわいだった。

沖縄から4業者が参加した台北国際コーヒーフェスティバルで接客する沖縄セラードコーヒーの末吉業人さん(左)=9月29日、台北市の台湾大学

 沖縄と台湾の間では、コーヒー関係者の交流が進む。昨年11月に県台北事務所が台北市内のカフェで開いたイベントでは、台湾の市民向けにコーヒーや豆を販売し、焙煎(ばいせん)の技術交流も行った。

 コーヒーの焙煎で世界2位の実績を持つ豆ポレポレ(沖縄市)の仲村良行オーナー(40)は、台湾の品評会で審査員を務めたことがある。「台湾ではコーヒー豆の生産者が身近にいる。栽培や発酵、乾燥など茶の技術がコーヒー豆にも生かされている。茶と同様に、コーヒーを楽しむ心も根付いている」と話した。

 沖縄セラードコーヒー(浦添市)の末吉業人さん(37)は、ホンジュラスやケニアのスペシャルティコーヒーの豆を販売。雨でも衰えない客足に「台湾の人は本当にコーヒーが好き。コーヒーの味に満足してもらうことで、豆の売り上げにつながれば」と話していた。

 台湾では10月1日の「国際コーヒーの日」に合わせて、同協会が2017年から毎年イベントを開催。今回のフェスはその一環で、香港と韓国からも参加があった。