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「知事の自覚が欠けた行為」与党からも反省促す声 沖縄県議会の質問、会食問題に集中【深掘り】

2019年10月5日 17:00

 県議会(新里米吉議長)9月定例会の代表・一般質問が3日、終わった。一般質問の初日に沖縄・自民の島袋大氏が、玉城デニー知事の重要政策「万国津梁会議」の支援業務受託業者と知事が会食し、県職員も同席していたと指摘。その後の議員も緊急質問を通告し、追及を続けた。与党からも「知事の自覚が欠けた行為」などと反省を促す声が相次いだ。

答弁を求める玉城デニー知事(手前)=1日午後、県議会

 野党側は、県と業者が契約を締結する前日に、その業者と知事が会食するのは「前代未聞」と批判。金城弘昌総務部長は、知事は特別職で県職員倫理規程が適用されないことや、同席した職員も万国津梁会議の支援業務とは関係がなく、規程に抵触しないなどと釈明した。

 玉城知事は「襟を正して県民の疑惑や不信を招くことのないよう客観的かつ公正な県政運営に確保するよう進めたい」と語った。

 沖縄・自民は県の答弁に「真摯(しんし)さ、誠実さがない」と批判。常任委員会でもこの問題に質問を集中している。

 与党は10月4日に就任1年を迎えた知事の実績や、今後の取り組みなどを質問。玉城知事は「私の掲げた公約の全てに着手した」と強調した。

 知事は1年の成果として、女性力・平和推進課の新設、過重な基地負担や日米地位協定の改定を訴える全国トークキャラバンの開催、県内で平和につながる身近な社会貢献活動に取り組む個人や団体を表彰する「草の根平和貢献賞」の公募開始などを取り上げた。

 こども医療費助成制度の「通院」の対象年齢拡大について、玉城知事は「私の公約なので、私の任期内では中学卒業までにしたい」と残り3年での実現に意欲を示した。3日の渡久地修氏(共産)の質問。

(政経部・福元大輔)

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