県内スーパー最大手のサンエー(上地哲誠社長)が4日発表した2020年2月期の連結中間決算(ローソン沖縄、サンエー浦添西海岸開発、サンエーパルコの3社を含む)によると、売上高にテナント収入とコンビニのロイヤルティー収入を加えた営業収益は前期比4・3%増の1002億5900万円で中間決算で初めて1千億円を突破した。6月下旬に開業したサンエー浦添西海岸パルコシティの売り上げが加わったほか、既存店(83店)も伸びた。

サンエー業績の推移(連結)

 売上高は3・6%増の933億7900万円。営業収益とともに、1970年の会社設立以来、50期連続の増収となった。衣料品は0・1%減となったが、消費増税前の駆け込み需要で家電などの住居関連用品、食料品が伸びた。ただ、パルコシティは売り上げが目標に届いておらず、パルコシティと商圏が重なる一部既存店は売り上げが落ちた。

 中国政府が1月から国外で買った商品を持ち帰り、インターネットで転売するのを禁じた「電子商取引法」を施行したことで、家電や化粧品などの免税店の売上高は11・9%減、パルコシティを除けば15・4%減となった。パルコシティは9月から海外クルーズ船客を店舗に呼び込む実証実験を始めており、12月末まで実施する。効果があれば定番化し、他店へも導入する。

 経常利益は13・1%減の65億6900万円で3期連続の減益。パルコシティの出店に伴い減価償却費や人件費が増えた。中間純利益は13・2%減の41億8500万円で2期連続の減益となった。

 ローソン沖縄(古謝将之社長)は直営6店舗の売上高が70・6%増の4億5200万円。既存店(4店舗)も6・7%増だった。