沖縄県大宜味村の大宜味中学校1年生が村の特産物であるシークヮーサーを活用した商品開発が始まった。2年前、現在の3年生が商品開発に取り組み、生み出した「シークヮーサー酢SKS+S」はこれまでに3万本以上売り上げるヒット商品となっている。1年生はこの酢を活用して「シークヮーサーだし(めんつゆ)」の商品開発に取り組む。

商品開発に向けさまざまな意見を出し合っていった生徒たち=大宜味村立大宜味中学校

 9月11日に行われた授業では、3種類の試作品を大宜味村蕎麦(雑穀類)生産組合から提供してもらった大宜味の和そばで食べ比べた。どの味にしたらいいか自分たちの舌で感じながら話し合った後、班で企画書を作成し発表した。

 企画書では「三方良し(売り手よし、買い手よし、世間よし)」の考えを基にみんなに喜んでもらえる商品はどんなものか、誰に食べてもらいたいか、どこで売りたいか、商品が売れたら村にどんな効果があるかなど話し合い「おいしくてみんなを笑顔にできる商品にしたい」「小さい子からお年寄りまで多くの人に食べてもらいたい」「商品が売れたら村の人が喜んで地域活性につながる」などさまざまな意見が飛び交った。

 1年生は「地域とふれあう」をテーマに、コープおきなわや有限会社北琉興産、総合包装株式会社と連携して今年も商品開発に挑む。コープおきなわの石原修さんは「企画書に込めたみんなの思いを伝えられれば、いい商品ができる」と話した。(倉持有希通信員)