「赤田御門の御嶽」とみられる拝所。中央の巨岩上部のくぼみから、金製のまじない用古銭が見つかった=首里城跡(県教育庁提供)
「赤田御門の御嶽」とみられる拝所。中央の巨岩上部のくぼみから、金製のまじない用古銭が見つかった=首里城跡(県教育庁提供)
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首里城祭祀の手掛かりに まじない銭発見

2015年1月14日 7:00有料

 金製のまじない銭が首里城内で見つかるのは3例目だが、信仰の対象である御嶽からは初めて。神が降臨する標識「イビ」とみられる巨岩の上部から出ていることから、関係者は「人為的にお供えしたとしか考えられず、どのように祭祀(さいし)が行われていたかを解明する上で重要な発見」と見る。

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首里城が焼失して3年。あの時、沖縄タイムスで事件・事故を取材する社会部の警察担当記者(通称・サツ担)2人は沖縄のシンボル焼失を目の当たりにした。泣き崩れる住民、消火活動に奔走する消防隊員、原因究明に尽力する捜査員―。当時の取材メモを読み直し、写真とともにあの日を振り返る。

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