陸上自衛隊が宮古島市城辺保良の採石場「保良鉱山」に弾薬庫建設を計画している件で7日午前6時半ごろ、資材を積んだトラック1台が同鉱山の敷地内に入った。作業員らが鉄製の柵を複数の入り口に設置するなど造成工事に向けた準備を進めている。

弾薬庫建設に反対する市民らが「違法工事を許さない」と、トラックの進入を阻止=7日、午前8時47分、宮古島市城辺保良

 午前8時前には、弾薬庫建設に反対する市民ら約10人が工事現場入り口に集まり、「違法工事はやめろ」「まだ説明会は終わっていない」など抗議の声を上げた。仮設用トイレと発電機を積んだトラック2台が敷地内に進入しようとしたが、市民らが阻止。沖縄防衛局職員や警察とのにらみ合いが続いている。

 防衛局は3日、保良農村総合管理センターで住民説明会を開き、参加した住民10人に対し工事開始日について「準備が整い次第着手したい」と話し、詳細な日時を示さなかった。

 一方、住民説明会では保良と七又の両集落の住民ら約100人が入室を拒否し、説明を聞いていないことから「説明会をやり直すべきだ」との声も出ている。