阪神大震災直後の神戸で、そこに暮らす人々の機微を写真で記録した人がいる。神戸港にあった神戸植物検疫所に勤めていた前田朝達さん(70)=大宜味村=は、変わり果てた神戸のまちを一眼レフカメラを抱えて歩いた。レンズを向けたのは、がれきのまちで助け合い、踏ん張って暮らす人々。