沖縄タイムス+プラス ニュース

玉城デニー知事と業者会食「倫理規程違反なし」 沖縄県が自民へ回答

2019年10月10日 15:00

 玉城デニー知事が「万国津梁会議」の支援業務を受託した業者側と会食をしていた問題を巡り、金城弘昌総務部長は9日、県議会会派の沖縄・自民(島袋大代表)が求めていた県職員への聞き取り調査の結果を回答した。人事課は知事公室の職員が同席していたことに「職員倫理規程の違反行為には当たらない」との見解を示した。

沖縄・自民の島袋大代表(右)へ回答書を手渡す金城弘昌総務部長(左)=9日、県議会

 島袋氏は記者団に「全く回答になっていない」と述べ、地方自治法に基づき調査権がある百条委員会の設置を求める考えを示した。

 回答では、職員の同席が規程違反に当たるかに関し、友人からの誘いで、同席した業者のことも認識していなかったことから「私生活面における行為」と説明し、違反を否定した。

 また、職員は知事肝いりの事業「全国トークキャラバン」の担当で、会食には同事業を受注した新外交イニシアティブ(ND)関係者も同席していたため「利害関係にあった」とする自民の指摘には、「職員は業務の委託契約事務を職務としていなかった」として、利害関係を否定した。

 自民は回答を受け、この日午後の議員総会で百条委設置の必要性を再確認した。島袋氏は「設置は与野党一致が望ましい」としており、10日に議長宛てに動議を提出する見通し。提出されれば11日の議会運営委員会を経て15日の最終本会議で採決となる。一方、与党内では否定的な考えが多く、現段階では設置される可能性は低いとみられる。

(写図説明)沖縄・自民の島袋大代表(右)へ回答書を手渡す金城弘昌総務部長(左)=9日、県議会

前の記事へ 次の記事へ
沖縄関連、今話題です(外部サイト)
JavaScriptをOnにしてください
アクセスランキング
ニュース 解説・コラム
24時間 1週間