【名護】市数久田区の拝所でクワ科の「シマグワ」と「ガジュマル」が壮絶なバトルを展開している。シマグワがガジュマルの太い幹に絡まり、ガジュマルもシマグワの幹に食い込んでおり、比嘉幹和区長は「ふと木を見上げたら枝の先にクワのつぼみを見つけて、ガジュマルとクワの幹が絡まっているのに気付いた」と興奮気味に話した。

太い幹が絡みあうシマグワ(左)とガジュマルを見上げる区民たち=1日、名護市数久田

太い幹同士が複雑に絡みあっている

太い幹が絡みあうシマグワ(左)とガジュマルを見上げる区民たち=1日、名護市数久田 太い幹同士が複雑に絡みあっている

 両木とも戦前からあるといわれており樹齢は約100年とみられる。クワの実はかつて地域の子どもらが摘んで食べていたという。

 樹高は両木とも約6メートル、枝幅はそれぞれ約8メートル。ガジュマルは空気中に出ているひげのような根の「気根」と気根が地面に付き枝を支える「支柱根」が絡み合っている。

 物珍しそうにしていた近所の島袋スミ子さん(89)は「アイナ、本当に戦っているみたいだ」。玉城益夫さん(91)は「いや、これは仲良く腕を組んでいるのではないか」などと会話が弾んでいた。(玉城学通信員)