県と基地所在27市町村でつくる軍転協が、米軍普天間飛行場問題の要請項目で意見が割れたのは、県内で基地がたらい回しにされる複雑な状況を象徴している。危険性除去を最優先で訴える宜野湾市と、移設先として混乱の続く名護市、双方の痛みが分かる関係市町村で妥協点が見いだせるのか。

軍転協で普天間問題を協議する佐喜真淳宜野湾市長(手前左端)と翁長雄志知事(同右端)=19日、宜野湾市のカルチャーリゾートフェストーネ
【解説】軍転協「ノーの民意」反映を
2015年1月20日 6:26有料
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