【東京】沖縄ツーリスト(東良和会長)は、料亭として使われていた富山県南砺(なんと)市の古民家1軒をリノベーションし、宿泊施設「ベッドアンドクラフト『巴(ともえ)』」としてオープンさせた。地元で活躍する工芸作家がインテリアを監修。上質な空間を提供するとともに「まるでギャラリーの中に泊まるような体験」をコンセプトに据える。

沖縄ツーリストがオープンした宿泊施設「ベッドアンドクラフト『巴』」=富山県南砺市(沖縄ツーリスト提供)

 施設のある同市井波地区は木彫刻の街と知られ、昨年5月に日本遺産に登録された。街並みを楽しみつつ、工芸の美に触れる「特別なステイ」を前面に出している。

 約70年前に料亭として建てられた古民家を客室3室に改修した。最大宿泊人数15人。オープン特別価格(税込み)として基本料金1万2千円から(1人追加ごとに8千円)。

 7日に記念セレモニーがあり、東会長や田中幹夫南砺市長らが鏡開きをしてオープンを祝った。東会長は取材に「文化と自然が残る街で、非日常的な自分だけのプライベート空間を堪能できる」と述べ、外国人観光客の誘客につなげたい考えを示した。