【那覇】那覇市の公立認定こども園で民間業者から提供される給食に異物混入が相次いだ問題を受け、市公立幼稚園・こども園PTA会(新田宗市会長)は11日、市こどもみらい部に対し、安全な給食の提供実施を要請した。市は次年度中にも全ての公立こども園で市直営施設から給食を提供する方向で検討を進めているとの考えを示した。

(資料写真)給食

 要請は非公開。市との意見交換後、新田会長は「私たちの考えをくみ取ってくれてありがたい。いい方向に進めていくことができれば」と語った。市の末吉正幸こどもみらい部長は「どのような形で直営でできるかさまざまな方向で検討を進めている」と語った。

 那覇市にある17の公立認定こども園には1280人(今年5月1日現在)の子どもたちが通っている。PTA会は一連の問題を受けて、保護者を対象に給食の提供方法に関するアンケートを実施。9月12日までに754件の回答を得た。このうち、「小学校と同様の給食の提供」と「自園調理を求む」と直営施設からの提供を求めたのは計574件で、全体の4分の3を占めた。

 市は9月25日までに問題の民間業者から給食の提供を受けている公立こども園10園を回り、謝罪と経緯を説明している。